ルーターの捨て方と廃棄時の注意点! 安全な処分方法を解説

ルーターの捨て方と廃棄時の注意点 売却も検討できる

インターネット環境を整えるために欠かせないルーターですが、不要になった際の処分方法に悩む人も多いのではないでしょうか。

ルーターの捨て方は自治体によって異なり、何ゴミに分類されるのかを確認することが重要です。

処分の前には初期化を行い、個人情報の流出を防ぐ必要があります。適切なセキュリティ対策を講じずに廃棄すると、Wi-Fiの設定情報が他人に知られるリスクもあるため注意が必要です。

モバイルルーターの場合は、バッテリーを内蔵しているため、通常のルーターとは異なる処分方法が求められます。

本記事では、ルーターの安全な処分方法を詳しく解説します。

記事のポイント

  • ルーターが何ゴミに分類されるかと自治体ごとの処分ルール
  • ルーターを廃棄する前に初期化が必要な理由と手順
  • セキュリティ対策を怠ると情報漏えいのリスクがあること
  • モバイルルーターと固定ルーターの処分方法や費用の違い
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ルーターの捨て方と廃棄時の注意点

ルーターの捨て方と廃棄時の注意点

  • ルーターは何ゴミ?自治体のルールを確認
  • 廃棄する前に初期化するには?
  • 初期化しないで売るとどうなる?
  • ルーターを返却するときは初期化する必要がある?
  • 初期化できない場合の対処法
  • セキュリティ対策の重要性

ルーターは何ゴミ?自治体のルールを確認

ルーターは何ゴミ?自治体のルールを確認
ルーターを廃棄する際、まず確認すべきなのは「何ゴミ」に分類されるのかという点です。自治体ごとに分類方法が異なるため、一律のルールは存在しません。

一般的に、ルーターは 「不燃ごみ」や「小型家電回収」 に該当することが多いです。しかし、一部の自治体では「金属ゴミ」や「資源ゴミ」に分類されることもあります。

例えば、東京都世田谷区では不燃ごみとして処分できますが、横浜市では「小さな金属類」として扱われます。このように、自治体ごとに分類が異なるため、事前に確認することが重要です。

また、家電量販店や市役所などに設置されている 「小型家電リサイクル回収ボックス」 を利用する方法もあります。

この回収ボックスはリサイクルを目的としており、ルーターの基板や金属部品を再利用する仕組みです。無料で処分できるケースが多いので、環境に配慮した処分方法を検討する際に便利です。

自治体を利用してルーターを適切に処分する場合には、公式サイトでゴミの分類を確認することが重要です。

ただし、Wi-Fiルーターがレンタル品である場合には注意が必要です。

回線事業者や通信会社から提供されたルーターは、契約終了後に返却義務があることが多いため、誤って廃棄すると違約金が発生する可能性があります。

処分前に、契約内容を確認し、必要であれば返却手続きを行いましょう。

手間をかけずに正しく処分できるよう、事前のチェックを忘れないようにしましょう。

廃棄する前に初期化するには?

廃棄する前に初期化するには?
Wi-Fiルーターを廃棄する際には、初期化(リセット)が必要です。

ルーターにはWi-FiのSSIDやパスワード、接続履歴などの情報が記録されており、そのまま捨てると第三者に情報を悪用されるリスクがあります。

初期化の手順は、機種によって異なりますが、一般的な方法は以下の通りです。

  1. 電源を入れる
    ルーターの電源がオンになっていることを確認します。
  2. RESETボタンを押し続ける
    本体の「RESET」ボタンを3~10秒程度長押しします。機種によっては「POWERランプ」が点滅することでリセットが完了することを示します。
  3. 再起動する
    初期化後、自動的に再起動する機種もあれば、手動で電源を入れ直す必要がある場合もあります。再起動後に設定画面を開き、初期化が完了したかを確認しましょう。

もし「RESETボタンを押しても初期化できない」場合は、ルーターの設定画面(管理画面)からリセットする方法もあります。

管理画面には、ブラウザを使ってアクセスし、「設定リセット」または「工場出荷時設定に戻す」ボタンを選択することで、初期化を実行できます。

また、ルーター本体にはSSIDやパスワードが記載されたラベルが貼られていることが多いため、廃棄前に ラベルを剥がすか、黒く塗りつぶしておくことも重要です。

このように、ルーターを廃棄する際には初期化を忘れずに行い、情報が残らないようにすることが大切です。適切な手順を踏んで安全に処分しましょう。

初期化しないで売るとどうなる?

初期化しないで売るとどうなる?
Wi-Fiルーターを初期化せずに売却すると、個人情報やネットワーク設定がそのまま残るため、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

ルーターには SSID(ネットワーク名)、Wi-Fiのパスワード、接続履歴、プロバイダーの認証情報 などが記録されており、これらが流出するとセキュリティリスクが発生します。

例えば、次の購入者がそのルーターを使用した際、前の持ち主のネットワーク設定が残っていると、不正アクセスの被害に遭う可能性があります。

また、プロバイダーの情報が記録されたままだと、前の契約者のアカウントを悪用されるリスクもあります。

企業で使用していたルーターの場合、VPN接続や社内ネットワークの設定が残っていることで、会社の機密情報が漏洩する恐れもあります。

これらを防ぐためには、ルーターを売却する前に必ず初期化することが重要です。

不要になったルーターを売ること自体は有効なリユース方法ですが、情報漏えいのリスクを避けるために 「必ず初期化を行う」ことを忘れないようにしましょう。

ルーターを返却するときは初期化する必要がある?

ルーターを返却するときは初期化する必要がある?
通信会社やプロバイダーからレンタルしているルーターを返却する場合、初期化が必要かどうかは契約内容によって異なります。

ただし、基本的には初期化を行ったうえで返却することが推奨されます。

返却する際、ルーターにはこれまで使用していたWi-Fi設定やプロバイダーの認証情報が記録されているため、そのまま返却すると次の利用者が簡単にアクセスできてしまう可能性があります。

SSIDやWi-Fiパスワードが設定されたままだと、第三者がネットワークに侵入するリスクが生じるため、不要なトラブルを防ぐためにも初期化は必須と考えたほうがよいでしょう。

多くの通信会社では、返却前にルーターの初期化手順を記載したマニュアルを提供しています。それに従ってリセットするのが安全です。

しかし、通信会社によっては「初期化しないでそのまま返却するよう指示される場合」もあります。その理由として、プロバイダー側が回線接続の状況を確認するため、または返却後に独自のリセット作業を行うためです。

ルーターを返却する際には、契約している通信会社の公式サイトやカスタマーサポートで初期化の必要性を確認することが大切です。

初期化が必要な場合は手順に従い、安全に情報を消去してから返却するようにしましょう。

初期化できない場合の対処法

初期化できない場合の対処法
ルーターの初期化がうまくできない場合、放置すると個人情報の流出リスクが高まるため、適切な対処が必要です。

RESETボタンを押してもリセットされない、管理画面にアクセスできないといったケースでは、別の方法でデータを消去する必要があります。

  1. 電源を入れた状態でRESETボタンを長押しする
    ルーターの初期化は、電源が入った状態で行う必要があります。多くの機種では、RESETボタンを3秒~10秒程度長押しすることでリセットが実行されます。しかし、一部の機種では20秒以上長押しが必要な場合もあるため、メーカーの公式サイトや取扱説明書を確認しましょう。
  2. 管理画面から初期化を試みる
    RESETボタンが機能しない場合、PCやスマホのブラウザを使ってルーターの管理画面にアクセスし、設定をリセットする方法もあります。管理画面には、一般的に「192.168.1.1」や「192.168.0.1」のアドレスでアクセスでき、ログイン後に「工場出荷時設定に戻す」オプションを選ぶことで初期化が可能です。
  3. 物理的にデータを消去する
    ルーターが古くなり、ボタンや管理画面の操作ができない場合は、個人情報の記載されたラベルを剥がすか、ラベル上のSSIDやパスワードを黒く塗りつぶしましょう。また、ルーターの内部ストレージが物理的に取り外せる場合は、破壊してから廃棄するのも一つの方法です。
  4. メーカーや回線事業者に問い合わせる
    初期化ができない場合は、メーカーや通信会社のサポートセンターに問い合わせることで適切な対応を確認できます。特にレンタル品の場合、勝手に破壊すると違約金が発生する可能性があるため、事前に相談することをおすすめします。

このように、ルーターの初期化ができない場合でも適切な方法を取ることで、個人情報の流出を防ぐことができます。確実にデータを消去し、安全に処分するようにしましょう。

セキュリティ対策の重要性

セキュリティ対策の重要性
Wi-Fiルーターの適切な管理とセキュリティ対策は、個人情報の保護だけでなく、サイバー攻撃からの防御にもつながります。

ルーターが外部からの侵入を防ぐ役割を果たしているため、適切な設定や定期的な対策を行わなければ、第三者に悪用されるリスクがあります。

  1. 初期化せずに処分すると情報が漏れる
    ルーターには、SSID(ネットワーク名)、Wi-Fiパスワード、接続履歴、プロバイダー情報などが記録されています。初期化せずに売却や廃棄すると、新しい持ち主がこれらの情報にアクセスできる可能性があり、不正利用のリスクが高まります。
  2. ルーターを乗っ取られる危険性
    適切なセキュリティ設定を行わないと、悪意のある第三者がWi-Fiを乗っ取り、インターネットを不正利用する可能性があります。最悪の場合、違法行為に利用され、契約者が責任を問われることもあるため、パスワードの変更や暗号化設定を見直すことが重要です。
  3. 古いルーターはセキュリティが脆弱
    ルーターのファームウェア(内部ソフトウェア)は、定期的なアップデートが必要です。しかし、古いルーターでは、メーカーのサポートが終了していることがあり、セキュリティ上の欠陥が修正されないまま使い続けることになるため、早めに買い替えを検討するのも一つの対策です。
  4. 不要な機能はオフにする
    ルーターには、リモート管理機能やWPS(簡単接続機能)など、便利な反面セキュリティリスクが伴う設定があります。不要な機能は無効化し、外部からの不正アクセスを防ぐ設定を行うことが推奨されます。

Wi-Fiルーターはインターネット環境の要であり、適切なセキュリティ対策を怠ると情報漏えいや不正アクセスの被害に遭うリスクがあります。日頃から設定を見直し、安全な環境を維持することが大切です。

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ルーターの捨て方とお得な処分方法

ルーターの捨て方とお得な処分方法

  • WiMAXルーターの捨て方と注意点
  • ソフトバンクエアーの捨て方の手順
  • NEC・バッファロールーターの捨て方と廃棄時のポイント
  • モバイルと固定ルーターの処分費用と回収方法
  • ゴミとしての捨て方以外のルーター処分方法

WiMAXルーターの捨て方と注意点

WiMAXルーターの捨て方と注意点
WiMAXルーターを処分する際は、契約状況の確認と適切な方法での廃棄が重要です。WiMAXルーターはバッテリーを内蔵しているモデルが多いため、一般的なルーターとは異なる捨て方をする必要があります。

  1. まずはレンタル品か購入品かを確認する
    WiMAXルーターは、レンタル契約の場合、返却が必要になるケースがあります。解約後にルーターを勝手に廃棄すると、違約金や機器代金が請求される可能性があるため、契約先のプロバイダー(UQ WiMAX、BIGLOBE WiMAXなど)に確認しましょう。
  2. バッテリーの取り扱いに注意する
    WiMAXルーターの多くは、リチウムイオンバッテリーを内蔵しています。自治体のルールによっては不燃ごみとして処分できないため、以下のいずれかの方法で処分する必要があります。

    • 家電量販店の回収ボックスを利用する(無料で回収してもらえる場合あり)
    • 自治体の小型家電リサイクル回収に出す
    • バッテリーを取り外し、専用の回収場所へ持ち込む

    リチウムイオンバッテリーを一般ごみとして捨てると、発火や爆発のリスクがあるため、絶対に可燃ごみには出さないようにしましょう。

  3. 初期化してから廃棄する
    WiMAXルーターには、Wi-Fi設定やプロバイダーの認証情報が保存されています。そのまま捨てると、次の持ち主が情報にアクセスできる可能性があるため、必ず初期化してから廃棄しましょう。
    初期化方法は機種ごとに異なりますが、基本的には「RESET」ボタンを長押しするか、管理画面からリセットを実行することで工場出荷状態に戻すことができます。
  4. WiMAXルーターを売る・譲るという選択肢も
    WiMAXルーターは、中古市場でも需要があるため、メルカリやヤフオクなどで販売することも可能です。特に、新しい機種であれば高値で取引されることもあります。不要になったルーターが動作する場合は、売却や譲渡を検討するのも一つの方法です。

WiMAXルーターの廃棄は 契約状況・バッテリーの処分・初期化の3つのポイントに注意しながら行う必要があります。誤った捨て方をしないよう、事前に確認を徹底しましょう。

ソフトバンクエアーの捨て方の手順

ソフトバンクエアーの捨て方の手順
ソフトバンクエアー(SoftBank Air)は、光回線工事不要でWi-Fi環境を構築できるルーターですが、不要になった際には適切な方法で処分することが求められます。

レンタル契約の場合が多いため、安易に廃棄しないよう注意しましょう。

  1. 返却が必要かを確認する
    ソフトバンクエアーのルーターは、購入している場合とレンタル契約している場合があります。レンタル品の場合は、解約後にソフトバンクへ返却しなければなりません。
  2. レンタル契約の場合
    契約終了後にソフトバンクから返却キットが送られてくることが多い。指定された住所へ発送。
  3. 購入済みの場合
    自分で処分する必要がある。ソフトバンクエアーの公式サポートページやカスタマーセンターに問い合わせて、契約内容を確認したうえで適切な対応をとることが大切です。
  4. 初期化して個人情報を削除する
    ソフトバンクエアーには、Wi-FiのSSID、パスワード、ネットワーク設定が保存されています。そのため、売却や処分の前には必ず初期化して、情報を削除しておく必要があります。
  5. ソフトバンク指定の方法で処分する
    ソフトバンクエアーを処分する方法は以下のいずれかです。

    • レンタル品の場合:ソフトバンクから送付される返却キットを利用し、指定の住所へ送る
    • 購入済みの場合:自治体のルールに従い、小型家電リサイクルボックスや不燃ごみとして処分
    • 買取・販売する場合:メルカリやヤフオクなどで売却、または家電リサイクルショップで査定を受ける

    ※ソフトバンクエアーのレンタル品を勝手に処分すると違約金が発生する可能性があるため、契約内容を必ず確認しましょう。

  6. ソフトバンクエアーの買取や譲渡も検討する
    購入済みのソフトバンクエアーは、リユース市場で需要があるため、フリマアプリや買取専門店を利用して売却するのも一つの方法です。ただし、SIMカードが挿入されているモデルは、契約解除後にSIMを抜き取ることを忘れないようにしましょう。

ソフトバンクエアーの捨て方は、契約状況の確認、初期化、適切な処分方法の選択が重要になります。誤って違約金を請求されることのないよう、正しい手順で処分を進めましょう。

NEC・バッファロールーターの捨て方と廃棄時のポイント

NEC・バッファロールーターの捨て方と廃棄時のポイント
NECやバッファローのルーターを処分する際には、契約状況の確認・適切な初期化・自治体のルールに従った処分方法の選択が重要です。

これらのルーターは家庭やオフィスで広く使用されているため、正しい廃棄方法を知っておくことで、トラブルを防ぎ、安全かつ環境に配慮した処分ができます。

  1. ルーターがレンタル品か購入品かを確認する
    NECやバッファローのルーターは、プロバイダーのサービスとセットで提供される場合があります。特に光回線の契約時には、レンタル品として提供されていることが多いため、解約後に返却が必要かどうかを確認しましょう。勝手に処分すると違約金が発生することもあるため、注意が必要です。

    • レンタル品の場合:契約しているプロバイダー(NTT、ソフトバンク、OCN、auなど)に問い合わせ、指定された方法で返却する。
    • 購入品の場合:自治体のゴミ分別ルールに従い、適切に処分するか、買取・リサイクルを検討する。
  2. ルーターを初期化してから処分する
    NEC・バッファローのルーターには、Wi-FiのSSID、パスワード、接続情報などの個人情報が保存されています。これらを削除せずに処分すると、不正利用されるリスクがあるため、必ず初期化してから廃棄することが重要です。
  3. 自治体の処分ルールを確認する
    NECやバッファローのルーターは、「小型家電リサイクル法」の対象となる可能性があるため、自治体のルールに従って適切に処分することが求められます。自治体ごとに処分方法が異なるため、事前に確認しましょう。

    • 不燃ごみとして処分:多くの自治体では「不燃ごみ」「金属ゴミ」として回収される。
    • 小型家電リサイクルボックスの利用:自治体の施設や家電量販店に設置されているリサイクルボックスに投函する。
    • 家電量販店での回収:ヨドバシカメラやビックカメラ、エディオンなどでは、不要なルーターを無料で回収する場合がある。
  4. NEC・バッファロールーターの買取・リサイクルを検討する
    まだ使用可能なNEC・バッファロールーターであれば、リユースや買取サービスを利用するのも良い選択肢です。特に、比較的新しい機種は中古市場での需要があるため、処分するよりも売却した方が経済的にメリットがあります。

    • フリマアプリ(メルカリ、ラクマ、ヤフオク)で売る:最新モデルや状態の良いものは高値で取引されることもある。
    • リサイクルショップや買取業者を利用する:ゲオ、ソフマップなどの家電リサイクル店で査定してもらう。
    • 知人や家族に譲る:動作確認が取れたものなら、身近な人に使ってもらうのも一つの方法。
    • ただし、売却・譲渡する場合も初期化を必ず行い、個人情報を完全に削除することが大切です。

モバイルと固定ルーターの処分費用と回収方法

モバイルと固定ルーターの処分費用と回収方法
モバイルルーターと固定ルーターは、サイズや電源方式が異なるため、処分方法や費用が変わる場合があります。

どちらも適切に処分しなければ、個人情報の漏えいや環境負荷のリスクがあるため、適正な回収方法を選ぶことが重要です。

モバイルルーターの処分費用と回収方法

モバイルルーターは、スマートフォンのように リチウムイオンバッテリーを内蔵していることが多いため、不燃ごみとして捨てることはできません。

バッテリーは発火の危険があるため、適切な処理が求められます。

モバイルルーターの処分方法と費用は以下のようになります。

  • 家電量販店での回収(無料):ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオンなどで無料回収されることがある。
  • 自治体の回収ボックス利用(無料):小型家電リサイクル法に基づき、自治体の回収ボックスに投函できる。
  • メーカーの回収プログラム(無料〜有料):通信キャリア(ソフトバンク、UQモバイルなど)やルーターメーカーが提供する回収サービスを利用可能。
  • 不用品回収業者に依頼(有料):他の不要品とまとめて回収してもらう場合、3,000円〜5,000円程度の費用がかかることが一般的。

リチウムイオンバッテリーを内蔵しているモバイルルーターは、絶対に一般ゴミとして出してはいけません。回収ボックスや家電量販店でのリサイクルを優先的に検討しましょう。

固定ルーターの処分費用と回収方法

固定ルーターは、据え置き型で電源アダプターを接続して使用するため、モバイルルーターとは異なりリチウムイオンバッテリーの心配はありません。

しかし、内部に接続情報が記録されているため、必ず初期化を行った上で処分する必要があります。

固定ルーターの処分方法と費用は以下のようになります。

  • 自治体の回収(無料〜数百円):自治体によっては「不燃ごみ」「小型家電」として無料回収されることがある。
  • 小型家電リサイクルボックス(無料):家電量販店や自治体の施設に設置されているリサイクルボックスに投函可能。
  • 販売店での引き取り(無料〜有料):新しいルーターを購入すると、古いルーターを無料で回収するサービスを提供していることがある。
  • 不用品回収業者に依頼(有料):家庭の不要品とまとめて回収してもらう場合、3,000円〜10,000円程度の費用がかかることがある。

固定ルーターはリチウムイオンバッテリーを含まないため、自治体の不燃ごみやリサイクル回収を利用すれば、ほぼ無料で処分できることが多いです。

ただし、事前に自治体のルールを確認することが重要です。

ゴミとしての捨て方以外のルーター処分方法

ゴミとしての捨て方以外のルーター処分方法
ルーターを単にゴミとして捨てる以外にも、リユースやリサイクルを活用することで、環境負荷を減らし、お得に手放す方法があります。

不要になったルーターでも、まだ使える場合や、部品として価値がある場合があるため、処分方法を慎重に選びましょう。

ルーターの買取・売却

比較的新しいルーターや人気メーカーの製品は、中古市場で需要がある ため、売却することで処分費用をかけずにお金を得ることができます。

売却方法と相場は以下のようになります。

  • フリマアプリ(メルカリ・ラクマ・ヤフオク):1,000円〜15,000円程度で売却可能。送料や手数料を考慮する必要がある。
  • リサイクルショップ(ゲオ・ソフマップなど):数百円〜数千円程度で買取してくれる場合がある。
  • ネット買取サービス(買取コム・ジャンク堂など):ルーター1台あたり500円〜5,000円で買い取ることがある。

売却する際は 必ず初期化し、ラベルを剥がすか黒塗りすることで情報漏えいを防ぐ ことが大切です。

ルーターの寄付・譲渡

まだ動作するルーターであれば、必要としている人に譲るのも一つの方法です。特に 学生や単身赴任者など、新しくルーターを購入する余裕がない人には喜ばれる可能性があります。

  • 知人や家族に譲る:使い方を説明できるため、トラブルになりにくい。
  • 掲示板やSNSで募集する(ジモティー・Twitter・Facebook)
  • 地域のリサイクルセンターへ寄付する:自治体によっては、寄付を受け付ける施設がある。

譲渡の際も、個人情報保護のために 初期化を徹底することが必須です。

ルーターの捨て方と安全な処分方法

記事のポイントをまとめます。

  • ルーターは自治体ごとに「不燃ごみ」「資源ごみ」など分類が異なる
  • レンタル品か購入品かを確認し、レンタル品は返却が必要
  • ルーターには個人情報が含まれるため、廃棄前に初期化を行う
  • RESETボタンの長押しで初期化できるが、管理画面からのリセットも可能
  • 初期化できない場合は、ラベルを剥がすか黒塗りして情報を隠す
  • ルーターを売却・譲渡する際も必ず初期化をする
  • 小型家電リサイクルボックスを利用すると無料で処分できる
  • WiMAXルーターはリチウムイオン電池を含むため、適切な処分が必要
  • ソフトバンクエアーのレンタル品は指定の方法で返却する
  • NEC・バッファロールーターは家電量販店での回収も利用できる
  • モバイルルーターと固定ルーターでは処分方法が異なる
  • 買取業者やフリマアプリを活用すればお得に処分できる
  • 寄付や譲渡を活用すれば、まだ使えるルーターを有効活用できる
  • セキュリティ対策を怠ると、不正アクセスや情報漏えいのリスクがある
  • ルーターを処分する前に、契約状況や処分方法を必ず確認する